ビッグマウスツアーについて今更語る!
初めまして。うふぉと申します。
今回は今更勝手にビッグマウスツアーについてサザンオタクの高校生がだらだらと語ってみようと思います。
まず自分の赴いた会場について、それからライブ曲のセットリストについて自分の感想や意見を行った会場を踏まえて比べながら、最後に総評を述べたいと思います。
初めてのブログですので期待しない程度に読んでいってください!
会場の様子
自分は愛媛公演1日目(9/25)と名古屋公演1日目(12/4)の2公演に参加しました。
愛媛公演1日目
当日の愛媛県武道館の様子です。
この日はまだ緊急事態宣言の最中だったこともあり、Cocoaの確認がしっかりとされたり、会場の座席は間隔が確保されており、感染対策が比較的なされていたと思います。
自分は二階スタンド席でしたが、会場が小さいこともありステージが思ったより近く、桑田さんを目視でよく見ることができました。
名古屋公演1日目
当日の日本ガイシホールの様子です。
この日は緊急事態宣言明けということもあり、愛媛公演に比べてCocoaの確認がなかったことなどだいぶ感染対策が緩かったです。
またしてもスタンド席でしたが、ガイシも割と小さい会場なので桑田さんを見ることができました。
会場の座席も間隔を開けずに開催したため愛媛に比べて相当窮屈に感じましたw
セットリストと感想
ここからは各曲について自分か受けた印象や演出について語っていきたいと思います。
1.それいけベイビー!!
今回は割とゆっくりとした始まり方でしたね。
最初にこの曲が来ることで今回のツアータイトルである 「BIG MOUTH, NO GUTS!!!」の意味を桑田さんなりにみんなに伝えたかったのかなと思います。自分もやはりこの曲は桑田さんが病気を乗り越えて最初に作ったことであることもあり、感極まって少し泣いてしまいました。
最初の曲でもあることから声を探りながらの演奏になっていました。ラジオでもおっしゃっていましたがやはりリハを行っているとはいえなかなか最初は声が出ないのでしょうね。
曲は1番は桑田さんのアコギメインの少し寂しい感じで、2番からドラムギターが加わっていく感じで2011年の元気になろうぜの会と同じアレンジでした。
曲の途中では「適当にBIG MOUTH で行こうな!! ボチボチNO, GUTSでいいじゃん!!」という歌詞も出てきて結構盛り上がりました。いいアレンジだったなぁと思います。
後ろの横断幕に桑田さんの手書きの歌詞が投影されていましたが、スタンド席からは正直見づらかったですね笑。
2.君への手紙
一曲目からそのまま二曲目につなげて桑田さんが演奏を始めました。
この曲も「一人夢追って 調子こいて こんな男のために」という歌詞があるようにツアータイトルの意味を桑田さんなりに曲を通じて伝えたかったのかなと思いました。
大サビの演出も中央のミラーボールに光が集まる演出で、なかなか神秘的で良い演出でした。
3.炎の聖歌隊[Choir(クワイア)]
二曲目からovertureを経て一気にドーンと曲がきましたね!この時に後ろの横断幕も下ろされ奥の動く装置が出てきました。
overtureでは初めてナマケモノライトがオレンジ色に光りました。
会場の空気も一気に明るくなりました。愛媛公演では最初の曲から皆さん立っていましたが、名古屋公演ではこの曲から立つ人が多かったと思います。
桑田さんの声もだんだん出てきていました。
自分はこの時点で号泣しちゃいましたね。「開園お待ちどうさん ご来場大変ご足労さん 毎日お疲れさん ようこそここへ」この歌詞で毎日の疲れが吹っ飛びました。
また大サビでアリーナの前のほうに紙テープが飛びましたが、感染対策のせいか、客席の前に飛ばしていました。たぶん最前列の人は拾えたと思います。
最初の三曲で起承転結があって、ここだけで小さなライブみたいな感じになっていて、すごいいい魅せ方だと思います。
ここで一旦MCが入ります。愛媛公演ではこの時にボタン一つで効果音が出るのを桑田さんがいじっていましたが名古屋公演ではこの演出はありませんでした。
安定の次で「最後の曲ですw」はありましたねw
4.男たちの挽歌(エレジー)
この曲は今回のライブで一番昇進した曲ですねw
正直このポジションは少し重すぎたのかなと思います。自分だったらここにどの曲を入れようかなと妄想が膨らみます。
がらくたライブでも二曲目に入れてることもあり桑田さんはかなり気に入ってると思いますね。
全体的に赤のライトで、サビの時にバックのライトがどんどん変わっていく演出がとてもいいと思いました。
5.本当は怖い愛とロマンス
この曲は割と桑田さん気に入ってそうですし入ると思ってました。
I love you now & foreverのツアーでも四曲目でしたしこの曲はこのあたりのポジションの曲になりそうですね。
愛媛ではバックダンサーはいませんでしたが名古屋公演は着物を着て狐のお面付けたバックダンサーが傘を持って踊っていました。
あと上からシャンデリアのようなものが下りてきました。
自分もこのロックバラード調の曲調がとても好きで、聞けて本当に良かったです。
6.若い広場
この曲もセトリ入りすると思っていました。ユニクロのCMで採用されましたからね。
ピヨピヨとSEから入って桑田さんはハンドマイクに持ち替えて歌っていました。
特にアレンジなどはありませんでしたが、がらくたツアーよりは軽いセトリの場所での演奏でしたね。
7.金目鯛の煮つけ
ここで少し雰囲気を変えて金目鯛、来ました。
江ノ電のSEが曲前に入ったので古の風吹く杜が演奏されるのかと思いました。
バックモニターの絵も曲の雰囲気にマッチしていてよかったです。
サビではみんなでゆらゆらと揺れる感じで落ち着くことができました。
ここで一旦座る人が多かった印象です。
この曲もごはんEPのなかで結構好きなので聴けて本当にうれしかったです。
こちらはYoutubeに映像も公開されています。
8.(地名) Lady Blues
「今日のために、作ってきた曲があります..」と桑田さんがおっしゃってから始まった一曲、「○○ Lady Blues」。
歌詞の一部がその会場のご当地モノや場所に置き換えられて歌われました。
一方名古屋では、名古屋城、味噌煮込みうどん、ドラゴンズなどなど。。。あまり覚えていないw
配信ライブで観た埼玉ではヤオコーとベルクなどなどまさかのスーパー名が出てきて本当にネタがないんだなと思いましたw「海はないけれど空港もないのさ」という歌詞も出てきていましたねw
このアレンジはファンを想った桑田さんらしい演出で、素晴らしかったです。
個人的には尾張住みなので「尾張の Baby」とうたわれてとても嬉しかったですねw
9.エロスで殺して(ROCK ON)
ここからさらに演出が変わり、エロスで殺して。孤独の太陽から初選出です。おめでとうございます。
この曲は前半のメイン曲のように感じますね。会場もだいぶ盛り上がりました。自分も踊りました。
後ろのちょっとエロいバックダンサーは謎のポールダンサーをしていました。
鶴谷さんのドラムもいい感じに響いていました。
相変わらずこの曲の桑田さんの日本語イジリの歌詞は最強ですよね。何度聞いても素晴らしいです。
ツイッターでもみんなのこの曲に対する評価はとても高かった印象です。
10.さすらいのRIDER
EPからの選出。このタイミングかぁ、となりました。
ラジオで桑田さんがおっしゃっていた通り、この曲は歌いながら味を出していく曲であると思います。
またこの前のMCで桑田さんは「こういう生き方もしてみたい」とおっしゃっていました。
つるされたシャンデリアみたいなライトとステージ前から出る炎がいい味出してました。かっこいい。
中シゲヲくんのギター間奏、めっちゃよかったです。桑田さんも弾いてほしかったよ。
この曲の歌詞はまだまだ意味がわからないところも多くありますよね。またラジオで語ってほしいです。
11.月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)
ここでミスタームーンライト、前半の締め曲です。
映画で使われたこともあり、やはり登場しました。
自分は正直この曲はありきたりなバラード感が否めないのであまり好きではないのですが、なかなかいい歌い方するなぁと思いました。
ここでメンバー紹介MC。65ちゃいをいじるKKさんw
メンバー紹介は演奏に乗せてそれぞれが演奏していく感じでした。この演出は配信ライブのキープスマイリンから続いていますがとてもいいと思うのでこれからもやってほしいです。桑田さん、終いには自分のこと紹介しなくなりました。
名古屋のMCではまさかの睡眠障害や頻尿、さらには前日ホテルで原さんとしたしりとりの話など。ここは本当にライブ会場なのか??ww
12.どん底のブルース
ここで桑田さんは一回座ってまさかのどん底のブルース。おいおいまじかよ最後に演奏したのが2002年のけいすけさん、いろいろ大変ねぇなので実に約20年ぶり?
レアコア枠。
二番からは替え歌をして歌っていましたね。
みな他人をたたいて生きている、みたいな歌詞だったのでたぶんSNSで何か叩く人について歌ったのかなぁと思いました。割と現代的ですね。桑田さんもエゴサとかするでしょうか。
また「コロナ 災害 テロ 通り魔」の歌詞がとても印象的でした。
「来年もライブがやりたいんです」という歌詞も登場しました。今年もライブやってほしい!!!!!
この曲も聞けて本当に良かったです。
13.東京
シゲヲくんのギターのSEから始まったのは東京。雨のSEで一瞬でわかりました。
やっぱり東京はかっこいいですね。桑田さんのギター持ち東京は最強。
間奏の桑田さんのギター演奏もよかったです。
演出は会場一帯にまっすぐな青色のライトが伸びていて、雨を表現しているのかなと思いました。Keep Smilin'のエロティカ・セブンと同じ演出ですね。
桑田さんを映すサイドモニターが白黒になっていて、フォントも雰囲気にあっていていい工夫がなされていました。こういうところ好きです。
「雨よこのまま...」の部分がカットされているところだけが残念でした。
ここでちょっとMC。ごはんEPが各ランキングで1位を獲ってとてもうれしそうな桑田さん。
相変わらず若手歌手の名前は憶えていない模様。King Gnuの「白日」を「しろめ」って言ってたからねwメンバー苦笑。
14.鬼灯
ここでまたまたEPから、鬼灯。きとうではないです。ほおずきですよ。
原曲通りの演奏で、特にアレンジなどはありませんでした。
この曲は桑田さんが沖縄戦についてのテレビ番組をみて感銘を受け作曲したとおっしゃっていましたね。
あんまり印象に残っていないのですが、桑田さんはハンドマイクで歌っていました。
15.遠い街角(the wanderin' street)
ここでKKからの選出。まさかの遠い街角。2007年の呼び捨てツアー以来ですね。
曲とバックモニターに映し出された絵がマッチしていてこれまたいい雰囲気。聴き入りました。ライトもオレンジを基調としていて、温かい感じでした。
KKアルバムのバラードでは一番好きな曲です。何と言ってもこの優しいリズムが素晴らしいですよね。
16.SMILE~晴れ渡る空のように~
ここで満を持してSMILEくん登場。遠い街角からがらっと雰囲気変わってのSMILEだったので慌てて立ち上がる人が多かったです。
ここから一気にラストまで駆け上がります。
桑田さんが楽しそうに歌うのがとても印象的でした。
2番ではバックモニターに東京五輪の会場が建設される様子や、3.11を祈る画像が映し出されていました。
また「敬いし友と闘え」の場所でモニターに謎の五人組が映し出されていました。あれだれかわからなかったです。わかる方ぜひコメントお願いします。
またサビではモニターにコロナと闘う医療従事者の画像が。桑田さんらしい演出です。
「wow oh..」の部分ではみんなのナマケモノライトが光ってみんなが手を挙げていました。楽しかったです。
ラストの大サビでは例のミラーボールにライトの光が集まって綺麗でした。
SMILE本当に良かったです。この曲は今後もライブの常連になりそうですね。またやってほしいです。
17.Soulコブラツイスト~魂の悶絶
ここでまこっちゃんのギターovertureからの出ましたコブラツイスト!
みんな例の腕をぐるぐる回す動作が楽しそうでした。
愛媛公演では隣がいなかったのでお構いなしに振り付け踊っていましたが名古屋では隣がいたのでやりづらかったですねw
ラストの縦に伸びる花火もよかったです。結構長い時間花火が伸びてました。
18.Yin yang(イヤン)
コブラツイストからの雰囲気でそのままイヤンへ。
この曲も大きく出世しましたね。がらくたツアーのイヤンの位置と比べるとだいぶいいポジションに就いた印象です。
桑田さんは帽子をかぶって台に乗って楽しそうに歌っていました。
ダンサーがたくさんましたね。忙しそうに踊っているチャラい男ダンサーが印象的でした。
19.大河の一滴
すこし雰囲気変わって大河の一滴。この曲も出世しました。おめでとうございます。
ステージ右上から左下に一直線にかかるライトとその後ろにまっすぐな横に伸びるライトがありました。あまり見ないのでこの新しい演出とてもいいなと思いました。
途中のタイガー(本名いがわはるw)と桑田さんの掛け合いは面白かったですね。
「オンラインでしましょう....」「さみしいよー;;」
この曲桑田さんあまり気に入ってないのかなと思っていましたがそんなことなさそうです。この曲もライブの常連になりそうですね。
自分もリズムがとても好きなのでぜひまた聞きたいです。
20.スキップビート (SKIPPED BEAT)
SEのあつおちゃんのピアノで察しました。スキップビート。
ブルーノートでも同じ位置で演奏されたのでちょっと意外でした。
やっぱりスキップビートはいいですね、桑田節炸裂です。
「I love guiter play some more to me」の部分が「中ちゃんまこちゃん景気のいいソロ引いてくれー!」に置き換わっていたのは残念でした。桑田さんのシャウト聞きたかったですね。
間奏のいつもの「woman say...」がお手拍子をパンパンパンに変更したのは桑田さんだそうですね。さすがの発想力です。会場の皆さんも楽しそうでした。
ラストの桑田さんのキメポーズもよかったです。
21.悲しい気持ち(just a man in love)
そして本編ラスト、悲しい気持ちです。
いつものイントロからドーンと始まりました。
桑ソロライブはいつもは悲しい気持ちのあとに一曲新アルバムの中から演奏するのが定番でしたが今回はラストに悲しい気持ちでしたね。
振り付けもいつもの通りやりました。楽しかったです。
22.明日へのマーチ / 真夜中のダンディー
アンコール一曲目は一日目は明日へのマーチ、福岡から二日目は真夜中のダンディーでしたね。自分は一日しか行けなかったので明日へのマーチでした。
明日へのマーチは発売からずっとツアーでやってきたので今回もやっぱり来ると思いました。
震災から10年目でしたし桑田さんなりの応援ソングだと思います。
真夜中のダンディーは配信でしか見てないですが、それぞれのソロパートがあってメンバーみんな楽しそうでした。桑田さんと角田俊介さんが肩を合わせて演奏した後、間からムシキングこと山本拓夫ちゃんが出てくる演出が印象的でした。とてもかっこよかったです。
ラストのドラムの鶴谷智生さんの演奏もよかったです。
23.悲しきプロボウラー / オアシスと果樹園
アンコールは1日目は悲しきプロボウラー、二日目はオアシスと果樹園でした。
自分は相変わらず生では悲しきプロボウラーしか見れませんでしたがとっても楽しかったです。
ぴんすけとぴんこがくるくる回りながら踊っていたのが印象的です。
愛媛ではありませんでしたが名古屋では演奏の前に桑田さんがKUWATACUPのTシャツを着てボウリングのボウルを投げていました。
またラストではプロボウラーの名和秋さんが画面上に出ていました。
オアシスと果樹園は配信でしか見ていませんがとても盛り上がっていました。
この曲は12/31には年越し曲でもあったようで、意外な年越しだなぁと思いました。
24.愛の奇跡
ここでまさかのカバー曲ww
ツアーでカバー曲やる人なんてはじめて聞きました。
愛媛でこの曲聞いたときは何かわからず口ぽかーんでしたが名古屋ではちゃんと予習して聞きました。
古い曲だなぁと思いつつなんやかんや覚えちゃいました。
タイガーとゆっきーの掛け合いは面白かったですね。
25.波乗りジョニー
愛の奇跡で終わってしまうかと思いきや...まさかの波乗りジョニー!
ここでまた大きく盛り上がりました。
最近の桑田さんはダンサーを男にするので少し心配でしたがちゃんと水着の女性でした。安心。
波乗りジョニーは特にアレンジなどなくいつもの感じでした。
サビの振り付け、指差し派と手拍子派と二手に分かれるそうですが皆さんはどちらでしょうか?コメントで教えてほしいですw
ちなみに自分は指差し派です。
26.祭りのあと
ラスト曲。祭りのあとです。
最近は明日晴れるかなが祭りのあとの後に演奏されることが多かったのでこの曲がラストは意外でした。
この曲も終わってしまうという悲しい気持ち混じりつつも振り付けとても楽しかったです。
後ろのムシキングと菅ちんの振り付けめちゃくちゃでっかくてビビりました。こんな動けるんだ。
この曲の後のMCでやっと桑田さんが紹介されます。遅いw
まこっちゃんの「歌手になればいいのに~w」、例のユニク〇のあれですねw
そしてライブ終了。とても楽しい三時間でした。桑田さんありがとう。
まとめ
ライブ曲は割と王道な曲が多かったですね。久しぶりのツアーということもありコアな攻め入った曲は避けた印象です。アルバム曲別に見ても、MUSICMANやがらくたの曲が比較的多く選出されていて、KeisukeKuwata、孤独の太陽、ROCK AND ROLL HEROからの選出は少なかったですね。
もし今年ライブするようであれば、古いアルバムから多く曲が選出されそうです。
しかし、コロナ禍のなかライブが無事に開催できるか心配でしたが無事に全公演行えたこと本当に良かったですよね。桑田さん、メンバーはじめツアーにかかわったすべての方に感謝の言葉しか出ないです。本当に元気をもらえました。
また今年も無理をせずにライブやってほしいです。
長い稚拙な文章を最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
このブログを読んでくださったすべての方が次のライブで最前列当たりますように!